日本vs台湾(男子) 「良い形を作りながら台湾に勝利。」
序盤から日本のオフェンスがしっかり決まっていく。シールプレー、ピック&ロールからのオフサイドのショット、
トップのシール裏からのショット。
ファーストブレークは少なかったものの、ハーフコートオフェンスでしっかり作り、誰に得点が偏るわけではなく、どこからでも確実に得点をあげることができた。ディフェンスはシューターの#9にジャンプのみで、あとはすべてハーフジャンプ。
台湾は戻りが早く、#11のビックマンのカットイン、#8のバックカットからインサイドシュート、#7のファーストブレークなどで応戦するも、何度も日本のディフェンスを崩すことはできない。日本はこの台湾戦で弾みをつけて、18時から始まる、「世界王者オーストラリア」に良いイメージをもって挑んでほしい。
日本vsオーストラリア(女子) 「4Qで逆転して3点差でオーストラリアに競り勝つ。」
1Qは点の取り合いでスコアが激しく動く試合となった。オーストラリアは#5のアウトサイドに、シールからのインサイドショットなどハーフコートオフェンスからの得点を重ねるが、日本はランニングバスケで井上・網本・添田のスピードを生かしたオフェンスで応戦。
日本は時間が経過すると共に、インサイドに侵入させないディフェンスで、オーストラリアのインサイドショットの数は減ってきたが、アウトサイドショットを確実にものにしてきた。
3Qで一時12点差まで離されるものの日本の粘り強いディフェンスで食らいつく。
そして、迎えた4Q。序盤オーストラリアはそれまでメインで出て来ていた#5・11・13がベンチにいるその時間で3本連続で日本は得点し39-41と一気に差を縮める。ここからシーソーゲームが続く。
残り1分30秒で萩野のディフェンスを落ち着いて交わしてインサイドショットを決めて47-47にする同点ショット、オーストラリアも次のターンで#5のミドルショットが決まり、47-49。
井上のカットインからのショット、そして、ドライブインからのストップショットで2本連続で決めて、残り25秒で51-49で逆転。オーストラリアはファールゲームに持ち込もうとするも、添田のフリースローが決まり、52-49で試合終了。
接戦をものにした日本が4勝1敗でトップに立ち、オーストラリアと中国が3勝2敗で2位に並ぶ形となった。明日の中国戦を勝って、そこで自らの手でパラリンピックへの出場権をもぎ取ってほしい。
日本vsオーストラリア(男子) 「1敗目」
試合序盤からオーストラリアのショーンのスピードにかき回され、日本のインサイドに侵入。自らのショットや後ろから入ってくるパワーのあるジャスティンやネスに決められる場面が序盤は多く見られた。
ただ、日本の香西の瞬間的な1プッシュの速さにジャスティンやネスも適応出来ずファールで止める場面も多く見られりたし、香西と宮島のピックアンドロールからのオフェンスも決まるようになり、一時5点差まで詰め寄った。
最終的に58-77と19点と離されてしまったものの、随所にオフェンスでも戦える場面が見れたし、後半からオーストラリア選手にハーフコートオフェンスからピックをかけられてインサイドに侵入されるケースが少なくなるナイスディフェンスもあり、負けはしたものの、良い戦いが出来ていた。
明日が事実上のパラリンピックの出場権をかけた韓国との大一番。
何が何でも勝ってロンドンへ連れて行って欲しい!
11月8日の試合結果
10:00~ 女子 中国 100-16 韓国
12:00~ 男子 台湾 34-83 日本
14:00~ 女子 オーストラリア 49-52 日本
16:00~ 男子 ニュージーランド 71-76 イラク
18:00~ 男子 日本 58-77 オーストラリア
11月9日の試合予定
10:00~ 男子 台湾-ニュージーランド
12:00~ 男子 韓国-日本
14:00~ 女子 日本-中国
16:00~ 女子 オーストラリア-韓国
18:00~ 男子 5・6決定戦
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