リオパラリンピックアジアオセアニア地区予選での本選への女子の出場枠は1枠です。
今回はその1枠を日本・オーストラリア・中国の3チームで争う世界で随一の激戦地区となりました。
ロンドンパラリンピック予選では日本はオーストラリアから2勝、
オーストラリアは中国から2勝、中国は日本から2勝と見事な程の三つ巴の末、
ゴールアベレージの差で日本は出場を逃しました。
今大会は3チームが2回ずつ試合をして順位を決めて、下位2チームが準決勝に進み、
その勝者が1位と試合をして優勝チームのみだけがリオパラリンピックの出場資格を得ます。
さて、各国とその注目選手について書いていきたいと思います。
まずは中国代表につきまして。
二人の高さのあるハイポインターにボールを集めて得点を重ねつつ、
ディフェンスが下がった所でローポインターのアウトサイドシュートでゴールを射抜いてきます。
チームとしてはとにかく闘志を全面に剥き出してファイトしてきます。
ロンドンパラリンピック予選では日本は中国から勝利を挙げることが出来ず、
予選敗退の一つの要因となりました。
Haizhen Cheng ( class 4.5 )
コート上の誰よりも闘志むき出しでくると言えばこの選手。もちろんペイントエリア付近で確率高く決めてきます。
Yun Long ( class 1.0 )
シュートを打った後に身体が傾く癖を持ったシューター。
ビッグマンに力を入れてディフェンスをしているとアウトサイドシュートを確率高く決めてきます。
次にオーストラリア代表についてです。
平均身長が高く、ペイントエリアにビッグマンを入れて高い確率でゴールを奪い、
スピードを生かしたオフェンスとディフェンスでゲームの流れを作っていきます。
ロンドンパラリンピックでは決勝でドイツに敗れたものの銀メダルを獲得するも、
昨年行われた世界選手権では欧米勢に追いやられ6位まで後退してしまった。
Kylie Gauci ( class 2.0 )
チームの小さな司令塔であるKylie Gauciは高さはないですが、小さな身体に秘めた爆発的なスピードに目が奪われます。
Amber Merritt ( class 4.5 )
身長と長いリーチでディフェンスを寄せ付けない高さで勝負してきます。
千葉で世界を感じよう!
次回は伊藤が独断で選びました日本の注目選手についてです。
広報:伊藤
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