【No.49】女性コーチアカデミー2016に参加して(1/3) 参加の動機

 2016年9月6日~8日、軽井沢で開催された女性コーチアカデミー2016に参加してきました。このアカデミーには当法人の橘香織氏も前年参加しており、前年の開催報告書を読んで興味を持ちました。もともと「レディースランチ」や「女性限定サービス」などは文句を言わずにその恩恵を受けてきましたが、「女性」を対象にしたイベントには若干抵抗感がありました。公平性、平等性を求めるなら、なぜ女性と限定しなくてはいけないのか、というちょっとした反発感があったからです。(レディースランチを食べている時点で矛盾していますが。笑)それでもトップコーチが集まると言われるアカデミーなら何か感じられるものがあるのではないか、日本と距離があいてしまっている今、日本で受講しネットワーキングすることで将来の道筋が見えてくるのではないかと受講を決めたのでした。

 3日間のコース内容は順天堂大学女性スポーツ研究所のウェブサイトにて報告書が掲載してあり、詳しい内容を見ることができます。 こちらより。

 参加者は計29名。コーチだけでなく、スポーツ栄養やストレングス&コンディショニング、メンタルコーチなども参加していました。トップレベルでコーチやアスリートとして活躍している人や大学院で学んでいる人や教鞭をとっている人も多く、非常に刺激を受ける環境でした。講師陣も国内外から著名な方々が招聘されていました。

 セッションはどれも大変興味深く、今後のコーチングやコーチとしてのあり方にいかに活かしていくかを考えさせられるものでした。次回は特に印象的だったセッションについて報告します。

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Jキャンプスタッフ、通訳・国際事業担当。 日本にて車椅子バスケ各種大会や車椅子バスケ、車椅子ラグビーなどのキャンプで通訳として活動したあと渡米。 イリノイ大学大学院でスポーツマネージメントを専攻しつつ、同大車椅子バスケ部のマネージャー、アシスタントコーチをつとめる。 2008年夏に卒業後、現在はカナダ・バンクーバーのBC Wheelchair Basketball Societyにてプログラムコーディネーターとして働く。 また、これまでも趣味としてプレーをしてきたが、障害が無くとも公式戦に出場ができるカナダでプレーヤーとして活動しはじめる。 2011年に行われたU25女子世界選手権大会には日本代表チームのACとして参加。