スターティングメンバー【#4藤井・#7香西・#11豊島・#12千脇・#15藤本】
日本はバックピックからのオフェンスが上手くいき試合序盤は日本のペースに。
ディフェンスは高さのある千脇のボールプレッシャーからシュートを落とす場面も作ったり、
インサイドへの侵入を阻み24秒オーバータイムを奪うなど、
良いディフェンスからオフェンスにつなげた。
日本は2Q終盤に立て続けにターンオーバーのミスをしてしまい、逆転される。
イランのオフェンスはどんな時でもビッグマンはインサイドシュートを狙ってくる。
日本はチームとして読んでいても、ディフェンスを破られてしまうオフェンス力の高さをみせた。
後半はシーソーゲームが続き、1点を争うゲームは71-72で残り23秒。
日本のボールで再開後ディフェンスのズレをついた千脇が、
ペイントエリア内でシュート中にファールを受けフリースロー2本を得る。
このチャンスに千脇は2本フリースローを落としてしまい、日本万事休す。
ファールゲームに持ち込もうとするもイランに上手くかくわされ、71-72で試合終了。
試合終了後、千脇はしっかり集中した精神状態に戻して、フリースローを決めてその日を終えた。
大会は始まったばかり。
初戦からフルスロットルでやらなければいけない相手だったのが良かったと思えるほど、
日本はとても良いスタートを切る事ができた。
負けはしてしまったものの、イランというレベルの高い相手に対して、
ベンチメンバーも使って成長を狙った組み合わせも試すことができ、
出場した選手には課題も示す事ができた。
及川HCは「オーストラリアと勝ち負けの勝負が出来るところまで行きたい」と試合後のコメントもあり、
シンペーJAPANが大会を通して「チームとしての大きな成長」と「世界選手権への切符」の二つを得てくれることを期待したい。
○1日目の試合結果(男子)
NZL 55ー94 THA
MAL 43-66 TPE
JPN 71-72 IRN
AUS 64-36 KOR
コメントを残す